人生の一本勝負 Chapter14/95 2

面接にはXXXXのXXXが同行。だけんどもしかし、
XXXXのXXXがタコで、貴重な時間を30分以上ロスする想定外の事態が発生。
さすがは「13日の金曜日」だよ、ってそんなコトは関係ない。
全く人を朝から呼びつけておいて失礼にも程がある。XXXは言った、
「これで相手に貸しができた」。それってなんだよ?貸しになんかなるもんかい。
お前が昨日にでも先方に確認の電話1本入れるだけで、こんな事態は防げたんだよ。
まず、この俺様に詫び入れるのが先だろうが!と思い、XXXの襟首つかみたい衝動に
かられるも、過去に感情を爆発させて得した例はないので、自重したワケである。

面接自体は、訊ねられたことには、誠実にお答えした。
これも過去の面接の不首尾を反映させた成果ではある。
だがそれはそれだけの話。重要とは思えない質問とか言葉以外の部分、すなわち
面接中の先方の仕草、表情で相手が考えていることを読み取ることも重要だ。

午後、ハロワ(職安)に行ったのは、おそらくイイ返事は貰えないことが、
既に読めていたのも、ひとつの理由だったからなのだ。