「ヨコハマ線買い出し紀行 仕切り直し第9話-2」

普段は開演30分前には入場する。だがこの日はダベっている時間が長引き
会場入りは開演15分前を切っていた。振舞われた氷結が心地よく体内に巡り
開演前に用を足しておこうと思った。だがそこで見たものは長い行列……。
女性の行列はいたるトコロで見たコトがあるが、男性のこれほどまでの行列は
初めて見たのである。刻々と迫る開演時刻、開演時間が5分ほど押してくれさえ
すれば、自分の席に着けるのだ。と祈るような気持ちでジリジリと待った。
果たして、用が足せたのは開演予定時刻1分前であった。
しかし、ゆっくりと通路を上がっていった時、突如ベルが鳴り会場が暗転したので
ある。慌てて係員にTicketを提示し、アリーナへとつながる階段を駆け降りる、
その時、一瞬体が揺れて階段を踏み外しそうになったが、必死でバランスを取り
踏みとどまった。もし転んでいたらライヴどころではなかったのだから、私は
この時、己の幸運に感謝した。だがネ申ならぬ身の私はこれが2時間後の悲劇の
伏線だとは知るよしもない……。
そして自分の席へ、アリーナBの通路側であった。
おおステージがかなり近いぞ!
でも、あれ?なっちは?ごっちんは?メロンは?
私はこの時になって初めてワンダとエルダの意味を知った、ヲタ失格である。
メドレー2曲のあと、℃-ute2曲。しかしお目当てのメンツはなかなかこっち側に
来てくれず、来るのは名前も顔も知らないエッグの面々ばかりである。
これではまるで、かつてのSSAや横アリのバックヤード席ではないか!と思った。
それでも、オレ的にハマったポイントはと言うと、
1.マイマイのグラサン。
フィンガー5のアキラを意識したのですか?←あ、歳がバレる)
2.辻ちゃんによる「うわさのSEXY GUY」(元歌:後藤真希さん)
(ハロ紺では、自分の持ち歌以外の曲を歌うのは珍しくないが、
かつてこれほど元歌と歌い手のイメージにギャップのある選曲があっただろうか?)
3.本日のメインイベント、紺野・小川卒業コメント→2人で「好きな先輩」→
同期の高橋・新垣合流。
(ナミダがキラリ……)