夏と秋のあいだに

「ヨコハマ線買い出し紀行 第33話」
乙巳 白露(二十四節気)七赤先負 晴

am09:40、起床。
台風一過、真夏に戻ったかのような眩しい日射しの中、外出。
am11:10、相模国府到着。
喫煙室に向かう途中の梅の廊下で、偶然従三位相模新中納言真奈美様に会う。
ハッと平伏せば、中納言、歩みを止め「鴫の宮、達者か」と仰せられる。
あたしは「おかげ様で…。黄門(中納言)様のご尊顔を拝し奉り恐悦至極に存じ
ます」と申せば、「精進いたせよ」との仰せ。腰を上げ振り返れば、既に中納言
姿は見えず、白昼の夢か。
pm12:15、従五位下相模権少納言ヤナギハラ様に拝謁。
「石見赴任以来、既に1ヶ月半、オトナになると時の流れが早い…早すぎます。
近頃、心身共に若干の疲れを感じ、何かこう、良いストレスの解消法がないか
思案しています」と、報告す。

終了後ヨコハマ近郊まで足を伸ばし、下着と仕事に使う事務用品等を購入す。