20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

癸丑 五黄大安 晴

<i><<b>ネタバレ注意</b> 物語の結末に言及した部分があります></i>

巳の刻、おともだちの従五位下越後守カツマタ君と、第5新相模原市
シネコンで『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』鑑賞。

超豪華キャストとド迫力CGが注目されがちな本作であるが、
個人的には「とっても哀しい話だなぁ…」と思った。

彼が人類滅亡を企てた原因がハッキリ示され、ほんとうに
切ない気持ちになってしまった。

もちろん、関係ないのに殺される側は、たまったモノではないし、
だからといって、そうした行為が許されるワケでもないのである。

しかし、現実の大量殺人事件、例えば「津山事件」の記録を読めば、
犯人が”強い疎外感”を抱いていたのは事実なのであって、
少なくとも、私は友人にそういう思いをさせるのは避けよう、
と、思ったのであった。

そりゃあ、本人は辛かっただろうが、あの程度の理由で20億もの人間が
死んでしまったら、いくら自分が生き残ったとしても世間に顔向けできない
からね。

ま、それはそれとしてここ数年は年1本の洋画鑑賞だけだったのに、
今年は3、6、9月に各1本計3本、全部邦画。
次回は未定、である。