借りぐらしのスギノッティ

<font color="#3cb371">「鴫宮の手記-杉野伊勢守物語 第七話」</font>
壬午 九紫先勝 晴のち曇一時小雨(天候定まらず)

(ザ・シギミヤタワーにて、伝聞)
07:00、私邸。朝の来客なし。
07:30、起床。
08:00、「ゲゲゲの女房」見る。 #nhk #gegege
08:40、発進!
09:30、相模国府到着。
11:10、従四位下左近中将、長門美咲様に四拾壱度目の拝謁。
左近中将「最近如何か?」と問えば、杉野勢州答えて曰く、
「17日の梅雨明けと同時に夏風邪引いて、真夏の準備が整わぬうちに猛暑
襲来で、21日未明に熱中症でくたばりかけて、1分間に脈拍が120打ち、その
日は、教室をお休みしました。が、今現在、暑いのはツライですが、調子は
悪くないです。で、この頃は、ハロプロファンをAKBファンに鞍替えさせる
工作を展開しています。AKBの序列第一主義、完全タテ社会は、競馬の世界
にも似ていて、わたしにはかえって心地よいのです。ただし、小泉竹中政権
下で奨励された『善か悪か、白か黒か、敵か味方か』という二元論に当時
反発しながら現在わたし自身がその思想に毒されてしまっている。世の中、
必ずしも『我が陣営が正義で相手陣営は潰すべき敵』と考えている人ばかり
ではないのであって、それゆえ思うようには進まないのです」と報告すれば、
左近中将、答えて曰く、「まぁ、他人に自分の考えを押し付けて、自分と
同じように考えないからといって、イライラしたり揶揄したりするのは、
いささか傲慢でありましょう」、と。
13:10、北北東に進路を取り、漂流教室に向かう。
スギノッティ独り言つ「どうもアソコはオレの居るべき場所でないような気が
する。しかしながら、今現在は他に行くあてがないから仕方なく行くんだ」
18:30、私邸(ザ・シギミヤタワー)着
「にしても、アルディージャは、さいたまダービーでは異様な力を発揮する
よねぇ」
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地球滅亡の日まで、あと、875日。
君は、生き延びることができるか?