SEASONS

<font color="#3cb371">「鴫宮の手記-杉野伊勢守物語 第十四話」</font>
辛丑 五黄仏滅 晴

(ザ・シギミヤタワーにて、伝聞)
08:00、私邸。朝の来客なし。
08:50、ようやく起床。
10:10、発進!
11:05、相模国府到着。
11:40、正五位下相模新左衛門尉、小松原智里様に2度目の拝謁。
「2010年は2009年の続きであり、昨年の体制で進歩発展飛躍をすると信じて
おりました。実際、若干のトラブルはあったものの4月までは予測通りの展開
だったのです。しかし、5月に入ると、運命がジョジョに奇妙に動いていき、
6月12日に果たせぬままの夢(ドリーム)が音も立てずに崩れてしまったの
です。けれども、転んでもタダでは起きないのが杉野の杉野たる所以。
同月20日、個別に声が掛かっていたワケでもないのに、ヨコハマの某ライブ
ハウスに出演していた某友人の元へ押しかけ、『きょうから貴方がE君の正当
後継者です。貴方が神輿になってくださるのなら全力で支えます』と言ったら
スンナリ受諾され、その日から新体制が発足し、多彩な登場人物に翻弄され
かかった場面もなかったワケでもありませんが、概ね順調に今日まで来ました。
しかしながら、昨年同様、見かけは華やかですが本当に欲するモノは得られず
に終わるのであろうという感がなきにしもあらずです」
「その某友人とは、どなたのことですか?」
「右近中将Sさんのことでございます」
13:10、北方に進路を取り、漂流教室に向かう。
(了)
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浜崎あゆみ / SEASONS
http://www.youtube.com/watch?v=_cWbH23gCAs&feature=recentf