さらば!パウエル国務長官

第1期ブッシュ政権で穏健派代表としてネオコン派のラムズフェルド国防長官らと
渡り合ったパウエル氏が第2期よりその座を退くこととなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000070-nnp-kyu
今年4月、イラク3邦人人質事件の解決後、なぜか被害者である3人と
その家族へのバッシングが吹き荒れた時「困難に立ち向かう者が居なければ、
社会は発展しない。日本人は彼らを誇りに思うべき」と擁護した。
しかしながら、この前段では、イラクでの自衛隊の活動を評価する発言がなされていた
が、日本の左寄りマスコミはそれを黙殺したのであるが...。
それはともかく、米国の国務長官様がそこまでおっしゃるのなら...と、
それを機にバッシングは止まったのである。
氏は職務に忠実な元陸軍高官であるから、上官である大統領に異を唱えることはなく、
アフガン、イラク両戦争を推進したのは事実である。
それでも、氏はブッシュ政権の主要閣僚として、氏なりのやり方で世界平和を希求した
と信じたい。今はただ僭越ながら「ありがとうございました。お疲れ様でした」と言いたいのである。