「BALLAD」(Ayu) 2/2

その時、私の中の西太后が叫びました<b>『その者を切り捨てい!』</b>と。
すかさず『4年も先輩の(菅谷)りしゃこをハリセンで叩いた罪を当人に
代わって謝すかマイミク降りるか、ふたつにひとつを選んでくれ』と
最後通牒を突きつけました。こうして10年弱の友情(?)が終わりを告げたのです。
でも後悔はしていません。弱小派閥のAM派など恐れるに足りません。私は
昨年、超巨大派閥の浅田真央派がYuna-Kimをディスって売ってきた喧嘩を
高く買ったという実績がございますので」と一気にまくし立てれば、
左衛門尉応えて曰く「それは向こうも同じ気持ちではないのか?関東の阪神
タイガースファン、この国のYuna-Kim推しは少なくはないのだろうが
最大派閥ではないであろう。AKBの柏木派も8番目の勢力に過ぎないではないか」と。
杉野勢州(伊勢守)しばし絶句し、ぐっと声を低め「……私は、この件で、
凶悪無比、冷酷非道と非難されることも覚悟の上なのです」と言ったと
伝えられる。
14:25、北方に進路を取り、漂流教室に向かう。
(了)
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