サマータイム・ブルース(RC) 2/3

13日の夜遅くに政府そして東電からいきなり『明日から計画停電実施』と
発表がありもうてんやわんやでしたね。最初の表がまったくの欠陥品で
自治体のweb site でようやく正しいと思われるグループ分けを知ったの
です。14日は混乱のせいでロクに電車が動かず、教室に行けませんでした。
その間も余震は続き、計画停電の実施時間は5グループでローテーションに
なっているのを理解して、これはあまり公にすべき話ではないのかも知れ
ませんが、その週の週末にようやく募金をすることができました。
ここで思い出されるのが95年の阪神淡路大震災。わたしは日赤にウン千円を
送り、雑談の場で当時の上司K林氏にその旨報告すると、K林氏はこう言い
ました。
<font color="#ff0000">『向こうに親戚でも居るの?』</font>と。
わたしは唖然とし、K林氏を<font size=5 color="#0000ff">『なんて冷たい野郎なんだ!そういう問題じゃねぇだろうが、タコ!』</font>って思いましたよ。
今回だってねぇ、わたしは東北に縁もゆかりもなく、ひとりの親戚も友人も
居ないのにも関わらず……」ともはや絶叫調で喚き散らす勢洲(伊勢守)を
「ちょっと待った」と左手を上げしょっぱい声で左衛門督が制する。